Sadahのfootball記

いちサッカー好きによるサッカーの観戦録、見聞録

海外サッカーのジンクス3選

この世の中には様々な言い伝えや迷信が存在する。

特にスポーツをはじめとする多くの勝負事では縁起の悪い事象や物事をジンクスと呼び言い伝えられているものが数多くある。

今回は海外サッカーにおけるジンクスを3個取り上げてみたいと思う。

 

1.シメオネはCLでクリスティアーノロナウドに勝てない

 ディエゴシメオネ。彼はラ・リーガで長年中位に甘んじていたアトレティコマドリードをヨーロッパ屈指のメガクラブと言われるまでのチームに押し上げた名将である。バルセロナレアルマドリードの二強と言われたラ・リーガに風穴を開け、2013-2014シーズンに優勝、ヨーロッパリーグも2度制した。そんな闘将が率いるチームがチャンピオンズリーグで勝てない相手、いや選手がクリスティアーノロナウドである。なんとシメオネ体制で出場したチャンピオンズリーグのノックアウトステージ全てでクリスティアーノロナウドのいるチームに敗れている。実に0勝5敗。そのうち13-14シーズン、15-16シーズンでは決勝で敗れた。また、シメオネ率いるアトレティコカップ戦のノックアウトステージでは1stレグ先勝し、逆転されたケースはたった一度しかない。その一度こそが、18-19シーズンのチャンピオンズリーグクリスティアーノロナウドハットトリックを許し敗れたユベントス戦である。ここまでくると流石のシメオネロナウドにトラウマのようなものを覚えそうなものである。

 

2.ミルナーが得点した試合は負けない

 プレミアリーグを頻繁にご覧になる方は一度は耳にしたことがあるかもしれない。ミルナーはキャリアを始めたリーズ在籍時から得点を記録した試合はリーグ戦1度も負けていない。ミルナーといえば様々なポジションをこなすことができる、いわゆる便利屋として有名であるが、元々は得点力を売りにするタイプではなかったとはいえサイドハーフの選手であり、ベテランとなった今ではPKキッカーを任される全く得点と縁のない選手ではない。しかも若手ならまだしも34歳となったベテラン選手がこの不敗神話を継続しているのは驚異的な記録と言えるだろう。

 

3.マルセイユはアウェーのボルドー戦に勝てない

 マルセイユといえばフランスのリーグアンで9度の優勝を誇り、ヨーロッパ王者にも輝いたことのある言わずと知れた名門チームである。そのマルセイユがなんと43年間もアウェーで勝てていないチームがある。それがボルドーである。ボルドーもフランスリーグで優勝経験のある名門だが、近年は中位でのフィニッシュが続くマルセイユより格下と言っていいチームである。そんなボルドーの本拠地、マットミュットアトランティックでは常にリーグアン優勝争いに絡んできたマルセイユは呪いにかかったような戦いを強いられる。マルセイユのような超名門チームがこのような同一チームに約半世紀勝ちが無いというのは非常に珍しいジンクスと言えるだろう。

ポチェッティーノのトッテナムの終焉?

ポチェッティーノは2014年のトッテナム監督就任以降、最も難しい時間を過ごしている。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグではバイエルンミュンヘンにホームで7-2と大敗し、直近のリーグ戦では無気力とも言える内容でブライトンに3-0で打ちのめされた。

 

 Tottenham's players also conceded three goals in the last 10 minutes of their 7-2 defeat to Bayern on Wednesday

 

 

ブライトン戦では運動量が欠けていた。マンチェスターCやリヴァプールに勝ち点で水をあけられている理由は選手個々の能力や並外れた監督の手腕だけでなく、まさに運動量、インテンシティである。ブライトン戦でのそれは信じられない出来であった。

 

ブライトン戦では、高い位置でボールを奪われたとき、プレスにいくのでもなく、タックルを仕掛けるのでもなく、歩いていた。少しも走ろうとせずに。

 

選手たちはポチェッティーノがプレッシャーにさらされていることをわかりながらも、彼のために走ろうともせず彼に対し見切りをつけているようにさえ感じられた。これは悲しいことではあるが、現体制の終焉が近づいている合図なのかもしれない。

 

ポチェッティーノを擁護するならば、彼がこの5年で使った8700万ポンドというお金は、彼がこのチームで残した結果を考えると少ない金額であるということだ。しかし選手たちは彼のためにプレーすることをやめてしまっている。

 

2019年にはいってからの公式戦17敗という結果は、実力などを加味すれば、ほかのどのプレミアリーグのチームよりもよくない状況なのではないか。

チャンピオンズリーグでのパフォーマンスはひどいものだったし、あの昨シーズンのアムステルダムでの奇跡はあの瞬間だけ仮面を被っていたとさえ感じる。

 

 

直近2試合での衝撃的な敗戦により、監督の去就についての議論も出てきたが、これまでの功績や手腕を考えれば、そしてタンギ エンドンベレを加えた今季の陣容であれば、現在起こっている問題を修正し本来の力を取り戻すことで必ずチームの状態を上に向かせることが出来るであろう。

昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストの意地と巻き返しに期待したい。

Jリーグ 第五節

代表ウィークが明け、Jリーグも再開した第五節。

いまだに勝ちがない王者川崎。

昇格組で大健闘をみせ、前節までで3位につける大分。

さすが世界一優勝予想が難しいといわれるJリーグである。

というわけで今節特にアツかった2試合を独断と偏見に基づき勝手に決めて

ご紹介していこうと思う。

 

 

名古屋 4-0 札幌

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前半17分シャビエル

前半31分オウンゴール

前半39分長谷川アーリアジャスール

後半5分シャビエル

 

攻撃的な両チームの対戦。札幌は攻撃の軸をチャナティップが担い最前線のアンデルソンロペスと鈴木武蔵がフィジカル満々に駆け回る、ミシャ特有の3-6-1または3-5-2がいかに通用するか。対する名古屋は去年より確実に順応したジョーを起点に攻撃を組み立てる。パサーのシミッチ、アクセントをつけられるシャビエル、ダイナミズムを兼ね備えた相馬もボールに絡む。連動性のある攻撃がどれだけできるかがポイント。

試合結果は名古屋の圧勝。名古屋としては試合を通じてとにかく距離感がよかった。また前線の一角でスタメン起用された長谷川アーリアジャスールには驚いた。起用されたこともさることながら、あれだけ攻撃的なポジションでかなり効いていた。ボランチ専だと思ってました、すみませぬ。珍しく風間監督も認めていた距離感の良さは彼のポジショニングのおかげかもしれない。シャビエルもさすがの決定力、それに加えてオフザボールの動きも良くなってきている印象。特に4点目の場面なんか顕著に出ていた気がする。ジョーに関しては得点こそなかったけど、なんでもできるんだなーと思った。引いた位置にまでボールを受けに降りる動きをしたと思ったら、もちろん最前線でポストもできる。得点だけじゃなくてアシストの方にも注目していったほうがいいかもしれん。あとはシミッチ、超個人的になるがかなり好きな選手。視野の広さもさることながらマンマークを受けながらもポジショニングの良さでいい位置でパスを受けなおしたり、とにかくインテリジェンスがあるなと。ミドルが打てるのも魅力的。米本、和泉、吉田、宮原の奮闘も素晴らしかった。風間監督のすごさまざまざと感じるナイスゲームだった。

それに対して札幌は全くと言っていいほど歯が立たなかった。札幌としてはある程度ボールを持つことができていてアタッキングサードへの侵入もそれなりに見られたが、サイドに追い出され決め手を欠く展開。両ウイングバックの攻撃も効果的でなかったうえに、デュエルにおいても名古屋の中盤に負け続けた。というよりもそれ以上に名古屋の中盤がよかったんだけれども。一つこの試合中光が見えたのは、後半28分から投入された岩崎。彼が入ったことによってシンプルに縦を使うシーンが増え、より簡単に名古屋ゴールに近づく回数が増えていった。ルヴァンでもなかなかな動きをしていた岩崎にはこれから期待できるかも。

 

G大阪 3-4 神戸

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 G大阪

前半10分アデミウソン 

前半24分ウィジョ 

後半27分倉田

 神戸

前半45分ポドルスキ

後半9分ビジャ

後半35分田中順也

後半44分田中順也

 

失点がもうどうにも止まらないガンバ大阪と超豪華メンバーで日本だけでなくもはや世界中から注目されるヴィッセル神戸関西ダービーとして熱い戦いを繰り広げてきた両チーム。今回も本当にアツかった。吹田の史上最多観客数である37036人を叩き出すくらい本当にアツかった。

試合の方は4-3で神戸の勝ち。スコアを見てもすぐわかるように気持ちいくらいの打ち合いだった。途中まで3-2でガンバが勝っていたのだが、絶対にこのままでは終わらない気がした。それくらい異様なゲームだった。

ガンバとしては試合開始から神戸の良さを消すかなり出来の良い立ち上がり。パスコースも完全に消しに行き、ボール保持者に対するファーストプレスもまあ早かった。神戸のザル守備もさることながら連動したディフェンスから、小野瀬、アデミウソン、ウィジョは常に脅威だった。狙いのショートカウンターから前半で二点を先制し明らかに頑張ペースと思われた。思われたのだが、、。前半終了間際のセットプレーのこぼれを押し込んだポドルスキによって神戸は息を吹き返してしまった。諦めの悪い神戸は後半になって前半が嘘かのように攻勢に出てきた。イニエスタポドルスキ擁する攻撃陣に受けにまわるしかなくなり、時折鋭いカウンターは見せたものの雨の影響もあって体力を削がれていった。最後の場面ではびっくりするくらいガンバの選手は足が完全に止まっていた。攻撃陣に関してはこれといって注文はないだろう、プレスも効果的だったし3点と仕事もきちんと果たしている。中盤の高も奮闘していたし、ヤットさんも相変わらずプレービジョンが高く効果的なプレーだった。じゃあなんで負けたのか。やはり問題は守備陣だろう。キムヨングォンがまだフィットしてない感があり、三浦、藤春ともに軽さが目立つ。菅沼は思い切りのよいインターセプトなど随所に良さが目立ったが経験不足は否めない。とはいえ神戸の運動量も見事だったし、メンツはそろっているのでまだまだこれから立て直していけると思う(ってか立て直してもらわないと)

神戸としてはビルドアップにかなり苦戦を強いられている。特に最後尾またはサンペールからイニエスタに入るパスは常に狙われていて二点目のシーンなんかはめっちゃ象徴的。もっと丁寧にパス付けしていく必要があるように感じた。単純に能力的に無理がある気も否めないが、、。しかしながら前線から前、とりわけイニエスタポドルスキからのフィードはJではほかに見ることのできない制度を誇る。2点目3点目なんかはポドルスキの点といっても過言ではないくらい素晴らしいクロス、ロングフィードだった。イニエスタの変態ドリブルとポドルスキの変態フィジカルに関してはもはや今更語るまでもない。そんな変態二人を差し置いて、この試合最もインパクトを残したのは個人的には古橋だと思う。前半からフルスロットルで飛ばしているように見えたが後半になり、70分が過ぎ、80分が過ぎ、、全く運動量が落ちなかった。しまいには試合終了直前にスプリントでペナルティエリアに一人で運んでいく始末。ガンバにとって最後の10分、最も脅威に感じていたのはポドルスキでもなくイニエスタでもなく昨年岐阜からやってきた古橋に違いない。また古橋についてもう少しお話をさせてもらえば、もともとエリア内の仕掛けには定評があったもののそれに加えクロスに飛び込む形も最近非凡なものを見せ始めている。きっとビジャのボックス内での動き出し、動き直しを見て盗んでいるのだろう。年齢的にも若く成長著しい古橋にはかなり期待が持てそう。得点シーンに限って言えば、スタメンが固定がちだった神戸の中で田中順也がジョーカー的な役割を果たし2ゴール挙げて決勝点となり勝ち切ったのは、層の厚さにも直結する活路を見いだせたのではないだろうか。4点目が入った後のイニエスタの尋常じゃない喜び方を見ても、チームの雰囲気はとても良いことが見て受け取れる。後ろにはまだまだ課題が残るが、このドラマチックな勝利で勢いは確実に出てくるだろう。

 

 

その他の試合もさらっとどうぞ。

横浜FM 0-0 鳥栖

 三好、中川を中心に攻め続けたマリノス。一方的な試合展開だったがなんとか鳥栖は引き分けに持ち込んだ。

仙台 0-2 C大阪

どちらもチーム状況が芳しくない中での一戦だったが、中盤を制圧したセレッソが力勝ち。

浦和 1-1 FC東京

いつもの固い守備からのカウンターで先制したFC東京だったが、最後の最後に森脇によって勝ち点を1にされてしまった。久保君マジでうめえ、今シーズンはやれるぞ。

磐田 1-1 鹿島

伝統ある2チームの対戦。(磐田は見る影もなく個人的には降格筆頭)

この試合でも磐田はちぐはぐさが目立った。せっかく鹿島が迫力がなかっただけに勝っておきたかった。

大分 0-1 広島

好調大分だったが、得意のサイド攻撃を広島に5バックで守られ万事休す。対する広島は完全にスカウティングがはまり大分に良さを出させないまま、手堅く勝ち切った。ヴェルディから移籍したドウグラスヴィエイラはヘッドで初ゴールを記録。

松本 0-2 川崎

やっとエンジンがかかってきたか。試合を通して松本は全く歯が立たなかった。川崎としては理想的な試合運びでまさに横綱相撲だった。阿部はシュートがうますぎる。

清水 1-3 湘南

フレイレが古巣相手に躍動。空中戦ではめっぽう強くおまけにゴールまで決めた。松田のボランチもかなり効いていた印象。清水はそろそろ買っておかないと信号の色が変わりそう、、。守備陣の立て直しが急務で特に今年からCBを務めている立田はかなり不安定なプレーぶり。本職なだけに頑張ってほしい。ドウグラスの復帰が唯一の光明か。

アヤックスの3点目のVAR判定

2月6日の日本時間午前5時からUEFAチャンピオンズリーグ1回戦の2試合が行われました。

 

レアルマドリードアヤックスのカードは1st legでマドリーがアウェーで2-1で勝利しており、マドリー優勢かと思われましたが、アヤックスがベルナベウでマドリーを蹂躙して1-4と勝利を収め、アグリゲートスコア3-5で勝利しました。

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その試合の中でも勝敗を完全に決めたと言っていいシーンがアヤックスの3点目でした。

 

しかしこの得点は、ゴールを奪ったFWタディッチにボールが渡る前の段階のアヤックスのDFマズラウィとマドリーのDFレギロンのタッチライン際のボールの奪い合いの際、ボールがタッチラインを割っていたのではないかと物議を醸しました。

 

ゴール後のVAR判定の結果、タッチラインは割っていないという判定でゴールは認められましたが、DAZNの実況解説の方やマドリーファンの方でも納得いっていない人もいるのかもしれません。

 

ここで、ルールの確認をしましょう。

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ボールがラインを完全に越えてフィールドの外に出たときプレーヤーは、一度、プレーを止めなければならない。

これが正式なルールです。

得点シーンのゴール判定と全く同じ、つまり真上からのアングルまたはタッチラインに並行なアングルから見ることができないと判定できないのです。

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VARで使われたこのアングルからでは確実に判定することができません。

一見出ているようにも見えますが、真上から見たならばラインにかかっている可能性も十分にあります。(むしろそちらの可能性の方が高い)

 

このシーンを1番正確な判定ができる、またはできた人間はVARレフェリーでもなく、主審でもなく副審です。

その副審はこの場面はインプレーとして流したわけです。

VARで明らかに誤審がわかる場面なら判定が覆るべきですが、こんな不確かで憶測でしか判定を語れないビデオで判定を覆すわけにはいきません。

よって私は主審の判定判断は適切なものだったと考えます。(考え方はいろいろあるけどね。)

 

もちろん、観ている人たち全員が細かいルールまで知っている訳じゃないし、知る必要もないと思います。観戦は楽しむのが1番だし。

 

その人たちにルールや微妙な場面など起こっていることをわかりやすく伝えるのが仕事である実況解説が「ボール一個分でてる」「確実にノーゴールです」など個人の見解しか述べずにどのようなルールなのかを説明しなかったため、勘違いしている人も多くいるのではないかと思ってこんな記事を書いてみました。

ちなみに試合はめちゃくちゃ面白かったので観れる方は是非見逃し配信でも観ると面白いと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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シティ対チェルシーはなぜこんな結果に?

2月10日のプレミアリーグ第27節では、マンチェスターシティ対チェルシーというビッグマッチが行われました。

ホームチームのシティは勝てば暫定首位、チェルシーも負けるとCL圏内から陥落するという大一番の試合でした。

しかし、終わってみるとシティの6-0の圧勝。

リーグ前半戦では2-0とチェルシーが勝利しましたが、今回なぜここまで点差が開き、歴史的とも言える大敗となってしまったのでしょうか。

 

理由はいくつもあり、私たちの知り得ない事情や背景もあるのかもしれませんが、総合的に観るとチームの選手個人の差、そして完成度の差と言えるかもしれません。

選手個人の差、というと聞こえが悪いかもしれませんが、そう表現せざるを得ないほどにこの試合でのシティの選手の出来は際立っていました。

 

ラポルテの縦パスやフィードはチェルシーのプレスをいなすだけでなく幾度となく的確なスペースへスイッチとなるボールを入れ、

ベルナルドシルバ、デブライネはライン間でボールを受けてはクリエイティブなアイディアや流動的な動きで何度もボックス内に侵入しチャンスを作りました。

スターリングは得意のドリブルとスピードで対峙したアスピリクエタをはじめチェルシーの選手を凌駕し無双状態。

アグエロもボックス内でのフィニッシュだけでなくプレスや崩しに加わりそのタスクをチェルシー相手に完璧にこなした上にハットトリックを達成しました。

 

しかしチェルシーにもアザールや今冬獲得したイグアインをはじめ、スペシャルな選手は揃っているわけで、リーグ前半戦の結果をみても戦えることは証明されています。

リーグ前半戦となにが違ったのか。

 

それはそれはチェルシーの戦い方でした。

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リーグ前半戦ではシティ相手にサッリ監督が志向するポゼッションをある程度放棄し、アザールを最前線に残し、インサイドハーフやウイングのプレーヤーは守備に重きを置きシティの攻撃陣を封じ、カウンターを狙うことで攻略しました。

 

それに対して今回はサッリ監督理想のスタイルで挑みました。

前線からプレスをかけボールを回収し、ボールを握りながらゴール目指すスタイルはシティのペップグアルディオラが志向するサッカーと通ずるところがありどちらが主導権を握るかがポイントでした。

しかしシティのプレスはハマる一方で、チェルシーのプレスはシティの超ハイレベルのビルドアップで完全にかわされ、前からプレスをかけたことによって生まれたジョルジーニョの両脇のスペースを自由に使い、何度も数的優位の状態を作りました。

そのスペースにスピードにのってドリブルしてきたスターリングはアンストッパブルであり、守備のスペシャリストと言えるアスピリクエタでも止めることが出来ません。

スピードに乗せる前なら対応の方法も彼ならあったのではと思いますが、、、

 

photo

このようにチェルシーは自分たちの形が全くといいほどつくれず、逆にシティは守備時でもチェルシーよりも完成度の高いプレスをかけパスコースを限定しながらハメることができていて、そこからデブライネらを中心とした魅力的な攻撃を展開できていました。

 

結局は冒頭にも話したとおり、チームの完成度の差がはっきりと出た試合だったと思います。

 

これによりサッリの解任論も出るでしょうが、まだプレミア1年目ですし、シティのように理想とするサッカーを遂行するための最高のメンバーが揃っているとサッリ監督が感じている訳でもないと思います。

 

確かにサッリ監督にはメンバー選考から戦術に関することまで少し頑固なところもあるのかもしれませんが、結果が出なかったからすぐ解任というチェルシーの悪しき風習を繰り返すのはやめてほしいなあと思います。

 

うまく伝わったのか、こんな終わり方でいいのか、多分よくないんだろうけど

要はシティは強すぎた。

ラポルテ、スターリング、アグエロ神。

チェルシー空回りしちゃってた。

そんなことが書きたかったんです。

 

 

 

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プレミアリーグの補強を振り返ってみた

冬の移籍市場が1月31日で閉幕しました。

今回の移籍市場では香川選手がドルトムントからトルコのベジクタシュへ移籍したことも日本では取り上げられました。

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閉幕してもう1週間以上たってんじゃねえか今更かよと言われそうですが、私個人の頭の整理も兼ねてプレミアリーグのビッグ6の動きを振り返ってみました。

 

アーセナル

in  

MF デニス スアレス (loan-バルセロナ

 

out  

GK エミリアーノ マルティネス (loan-レディング)

MF エミール スミス ロウ (loan-ライプツィヒ)

 

以前から噂されていたデニススアレスがローンで加入。

代わりにアカデミー出身の期待の星、スミスロウがローンでライプツィヒへ。

去就が注目されたエジルは残留。怪我人続出の最終ラインは補強なしで閉幕を迎えました。

CL圏内を目指すエメリ監督にとってすこし物足りない補強だったかもしれません。

 

 

チェルシー

in

FW ゴンサロ イグアイン (loan-ミラン)

 

out

DF ヴィクター モーゼス (loan-フェネルバフチェ)

MF セスク ファブレガス (ASモナコ)

FW アルバロ モラタ (loan-アトレティコマドリード)

 

今回の移籍市場ではセンターフォワードの大型玉突き移籍が起こりました。

その中心にいたのがチェルシーでサッリ監督の愛弟子イグアインを獲得した一方、見切りをつけられつつあったモラタを放出しました。

メンバーを固定化する傾向のあるサッリ監督の下で機会をなかなか得られなかったセスク、サッリ監督のサッカーではなかなか持ち味を発揮できなかったモーゼスはそれぞれ新天地を求めました。

 

トッテナムホットスパー

in

なし

out

MF ムサ デンベレ (広州富力)

FW ジョルジュ エンクドゥ (loan-ASモナコ)

 

異例の春夏通して補強ゼロ。

対して怪我が治れば主力級のデンベレ、怪我人続出のアタッカーのエンクドゥを放出。

アカデミー出身のオリヴァースキップなどが台頭してきているとはいえ強気の姿勢。

スタジアム建設費などとの兼ね合いもあるのかな。

CLやカップ戦、首位と勝ち点差5(25節時点)と好調をキープするリーグ戦など多くのコンペティションが残る中戦い切れるでしょうか。

 

 

マンチェスターユナイテッド

in

なし

out

MF マルアン フェライニ (山東魯能)

 

スールシャール体制になってから好調を維持するユナイテッドも補強はゼロ。

対してモウリーニョ体制では切り札的扱いで重宝されていたフェライニスールシャール体制では出場機会が激減。中国への移籍が決定しました。

モウリーニョ体制のときなどもあれやこれや言われてはいたものの選手自体は非常に優秀な選手が揃っているので補強なしでも戦い切れるスカッドだと思います。

 

 

マンチェスターシティ

in

なし

out

 MF ブラヒム ディアス (レアルマドリード)

 

ベガルタ仙台の板倉滉を獲得したことで日本でも話題になったマンチェスターシティですが板倉はすぐにフローニンゲンへローンで移籍したので補強ゼロでした。

下部組織出身のブラヒムディアスはレアルマドリードへ1500万ユーロで移籍。

シティのユース最高傑作と言われるフィルフォーデンと一緒にシティで躍動することを期待していたディアスが移籍してしまってすこし悲しいです。

 

リヴァプール

in

FW ベン ウッドバーン (シェフィールドW)

out

DF ナサニエル クライン (loan-ボーンマス)

FW ドミニク ソランケ (ボーンマス)

 

クラブ史上最年少ゴール記録保持者のウッドバーンが復帰しました。

前線おなじみの3人に加え、シャキリスタリッジ、オリギと層が厚い中で出場機会を得るのは難しいかもしれませんが頑張ってほしいです。

クラインとソランケはボーンマスへ移籍しました。ソランケは完全移籍。

FWのソランケは先程述べた通り、層が厚く出場機会を求めて完全移籍を決断したのでしょう。

クラインも出場機会を求めてのことでしょうが、アレクサンダーアーノルドやジョーゴメスなど右サイドバックを務めてきた選手が軒並み怪我している中での移籍でした。

サイドバックの補強もなく本職不在のまま閉幕を迎えました。

 

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近年の訳わかんないくらい動きの激しい移籍市場に比べると、比較的落ち着いた今年の冬でした。

ビッグ6で大きな補強をしたのはアーセナルチェルシーだけといっていいくらいです。

とはいえレスターはティーレマンス、ウェストハムはナスリ、クリスタルパレスはバチュアイと契約しちゃうあたりプレミアリーグのクラブはやっぱすげえなあと思いました。

このメンバーでリーグ戦やチャンピオンズリーグなどどのように勝ち抜くか楽しみです!

 

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カタールのここがやばい

日本が決勝進出を決めた次の日、

もう一方の準決勝、カタールUAEの試合が行われました。

勝ったのはカタール

UAEのサポーターがやべぇやつらだったのは置いておき

カタールが4-0の快勝で勝ち上がり、決勝のカードは

日本対カタールとなりました。

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ということで今回はカタールがどんなチームかというのを

かるーく紹介していこうと思います。

 

まずはカタールのストロングポイントですが、

奪ってからのカウンターが素早く、前線のスピードのある選手を使い

迫力ある攻撃を展開します。

二列目から駆け上がってくる選手も多く要注意です。

カウンターケアをいかにできるかが一つの鍵といえそうです。

また、全体的にボールの扱いに優れています。

センターバックの攻撃参加、ビルドアップの精度も非常に良いです。

引いた相手に対してコンビネーションで崩したり

狭いところでもドリブルで打開できる選手もいます。

スピードだけだと侮ってしまうと、痛い目に合うかもしれません。

 

しかしながらウィークポイントも存在するのではないかと考えています。

まずはセットプレーの面です。

全体的に高さのある選手があまりいません。

そのうえPA内でのディフェンスの付き方がちぐはぐな部分があると思います。

マンマークで対応するのかゾーンで対応するのか

実際先日のUAE戦では、何度もCKから合わせられていて

あわやというシーンが数回ありました。

日本の柴崎のプレースキックの精度はかなり高いものがあると思うので、

ここをうまく突いていけるのではないでしょうか。

また、ディフェンス面でもう一つ。

1対1でやや淡白な対応をしてしまうケースがあります。

インテンシティにおいて日本に分がある気がするので、

ドリブルを用いた攻撃が有効になってくるのではないでしょうか。

仕掛けの部分では堂安選手に期待したいところですが、

マッチアップするであろう3番のハサン選手は

驚異的な身体能力があり、カタールでは例外的に

フィジカル強度の高い選手なので苦戦を強いられるかもしれません。

 

 

要注意プレイヤー

  • アブドゥルカリーム・ハサン

カタール出身の25歳でサイドバックの選手です。主に左サイド。

所属クラブはカタールのアルサッドですが、昨シーズンは

日本人の豊川雄太選手が所属するベルギーのオイペンに

レンタルで所属していました。

また昨年のアジア年間最優秀選手です。

先ほど名前をあげましたが、身体能力がずば抜けて高い選手です。

サイドバックを主戦場としていますが

時にはFWのようなポジションをとることもあり

超攻撃的サイドバックです。

バイタル中央からディフェンスラインの裏へ

プルアウェイで抜け出すという、まさにストライカーのような

動き出しをもっているためマークがつきにくいと思われます。

迫力満点で大変危険な選手です。

しかしながらハサン選手が上がったスペースをうまくついて

カウンターに結び付けることも可能だと思うので、

マッチアップする酒井選手、または室谷選手との攻防が

見ものになってきます。

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  • アクラム・アフィーフ

カタール出身の22歳でポジションはウイングの選手です。

所属クラブはスペインのビジャレアル、今シーズンは母国アルサッドに

レンタル移籍しています。

ユースからセビージャ、ビジャレアルと渡り歩いたことから

実力は折り紙付きではないかと思われます。

どんな選手かというと、とにかくアジリティの優れた選手です。

多彩な足技はあまり見かけませんが

テクニックがないわけではなく

その上シンプルな縦への突破がかなり速いため

ぶち抜かれてしまう可能性もあります。

サイドで起点を作られてしまうと押し込まれる展開に

なってしまうため、なんとか対応したいところですが

不安があります。

マッチアップするかもしれない富安選手は先日のベトナム戦で

対峙した10番のグエン・コン・フオン選手に、

かなり手を焼いていました。

同じようなスピードのあるドリブラータイプの選手なので

ここはかなり気を付けなければいけないでしょう。

弱点があるとすれば、

フィジカル面での強度があまりないので

うまく体を当てて対応したいところです。

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  • ハサン・アル=ハイドゥース

カタール出身の28歳で攻撃的なポジションであれば

流動的にどこでもこなせるプレイヤーです。背番号10を背負っています。

所属クラブはこちらもアルサッド。

今大会のメンバーの中ではベテランに属します。

キャプテンと10番を背負っていますが、そのプレーは

前線から献身的なチェイスができる選手で、

豊富な運動量でピッチの様々なところに顔を出すことができます。

また足元の技術もなかなかのものがあり、

チャンスメイク能力に優れています。

ハイドゥース選手がボールを持った時、

出し手をフリーにさせないように素早くプレスをかけることが

重要となってきそうです。

しかしながらハイドゥース選手も

フィジカル的に強い選手ではないので、

1対1でしっかり体を使い対応したいところです。

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  • アルモエズ・アリ

一番やべぇ選手です。スーダン出身の22歳でポジションは

センターフォワードですが、時間帯によってはポジションを下げる

器用さを持っています。

所属クラブはカタールのアルドゥハイルSCです。

すでにアジアカップ歴代最高得点者のアリダエイに並んで

8得点をあげています。

今大会で市場価値が10億円以上にもなったとされ

グループステージでの試合では、

解説していたあのモウリーニョが絶賛していました。

プレーについてですが、得点のバリエーションが豊富です。

ワンタッチシュートやドリブルでエリア内に抜け出してからのフィニッシュ、

ミドルシュートもいいものを持っています。

試合を通して消えている時間もあるのですが、

ここぞという場面でしっかり決めてくるあたり

生粋の点取り屋気質といえるのではないでしょうか。

ドリブルの技術にも目を見張るものがあります。

特に先日のUAE戦でのゴールは、

アリ選手の能力が存分に発揮されたゴールでした。

バイタルエリアでボールを受けたアリ選手は

左サイドに広大なスペースがあった中、

あえてゴールに向かって狭いスペースにドリブルを開始します。

UAEの選手が3人寄せにきますが、巧みにシュートコースを作り

右足で巻くようにカーブをかけたシュートを放ちます。

狙いすました一撃は大きく曲がり、相手GKが触れることができず

ファーポストに当たりながらゴールイン。

素晴らしいゴールであったとともに

アリ選手が自分のドリブルとシュートの技術に

相当の自信を持っているのだろうなと思いました。

身長も高く、体の強さもそれなりにあるため

弱点らしい弱点はあまり見つからないです。

基本ですが90分間集中を切らさず対応していくことで、

何とか守り切れるかもしれません。

ざっくりですみません。

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思ったより長くなってしまいました(笑)

6試合で16得点無失点という最高の出来で

ここまで勝ち上がってきたカタール

強敵とはいえ決勝にふさわしい相手ではないでしょうか。

要するに何が言いたいかというと

とにかく優勝してくれ~

 

 

 

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