アヤックスの3点目のVAR判定
2月6日の日本時間午前5時からUEFAチャンピオンズリーグ1回戦の2試合が行われました。
レアルマドリードとアヤックスのカードは1st legでマドリーがアウェーで2-1で勝利しており、マドリー優勢かと思われましたが、アヤックスがベルナベウでマドリーを蹂躙して1-4と勝利を収め、アグリゲートスコア3-5で勝利しました。
その試合の中でも勝敗を完全に決めたと言っていいシーンがアヤックスの3点目でした。
しかしこの得点は、ゴールを奪ったFWタディッチにボールが渡る前の段階のアヤックスのDFマズラウィとマドリーのDFレギロンのタッチライン際のボールの奪い合いの際、ボールがタッチラインを割っていたのではないかと物議を醸しました。
ゴール後のVAR判定の結果、タッチラインは割っていないという判定でゴールは認められましたが、DAZNの実況解説の方やマドリーファンの方でも納得いっていない人もいるのかもしれません。
ここで、ルールの確認をしましょう。
ボールがラインを完全に越えてフィールドの外に出たときプレーヤーは、一度、プレーを止めなければならない。
これが正式なルールです。
得点シーンのゴール判定と全く同じ、つまり真上からのアングルまたはタッチラインに並行なアングルから見ることができないと判定できないのです。
VARで使われたこのアングルからでは確実に判定することができません。
一見出ているようにも見えますが、真上から見たならばラインにかかっている可能性も十分にあります。(むしろそちらの可能性の方が高い)
このシーンを1番正確な判定ができる、またはできた人間はVARレフェリーでもなく、主審でもなく副審です。
その副審はこの場面はインプレーとして流したわけです。
VARで明らかに誤審がわかる場面なら判定が覆るべきですが、こんな不確かで憶測でしか判定を語れないビデオで判定を覆すわけにはいきません。
よって私は主審の判定判断は適切なものだったと考えます。(考え方はいろいろあるけどね。)
もちろん、観ている人たち全員が細かいルールまで知っている訳じゃないし、知る必要もないと思います。観戦は楽しむのが1番だし。
その人たちにルールや微妙な場面など起こっていることをわかりやすく伝えるのが仕事である実況解説が「ボール一個分でてる」「確実にノーゴールです」など個人の見解しか述べずにどのようなルールなのかを説明しなかったため、勘違いしている人も多くいるのではないかと思ってこんな記事を書いてみました。
ちなみに試合はめちゃくちゃ面白かったので観れる方は是非見逃し配信でも観ると面白いと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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