Sadahのfootball記

いちサッカー好きによるサッカーの観戦録、見聞録

日本 vs サウジアラビア アジアカップ ラウンド16

アジア杯グループステージ3試合をすべて1点差での勝利と苦しみながらも3連勝で首位通過を果たした日本。

中3日というタイトな日程ですが、ウズベキスタン戦で先発を大幅に入れ替えて臨み、1、2試合目とほぼ同じメンバーをベースとした先発に戻したこの試合は選手の休息の面では万全の状態で臨みました。

 

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前半から、サウジアラビアはボールを繋ぎポゼッションを高めながら、前線からのハイプレスで日本に対抗します。

日本は今日も臀部の痛みからベンチスタートの大迫に代わって1トップに入った武藤をはじめ、堂安、南野、原口とスピードのあるメンバーを揃え、奪ったボールを素早いカウンターを狙いチャンスをうかがいます。

ボールをつなぐサウジアラビアに対して割り切って組織的に中央を特にケアしながら引いて守る日本。

しかし、球際で軽率な場面が散見し、日本は12分にもサイドから突破を許し、アルビシにシュートを許しますが吉田がここはブロック。

ゴールを許しません。

すると20分に試合が動きました。

原口がロングボールを収め、コーナーキックを獲得すると、柴崎のコーナーキックに冨安が合わせ先制点。

ボールを持たれる展開で、セットプレーから得点するという理想的な形でリードを奪います。

その後、35分などにサウジアラビアにこぼれ球を押し込まれピンチも招きながらも、日本は手数をかけずに奪ったら裏へのボールを配球し縦に速い攻撃を仕掛けますが、得点は生まれず1-0でリードして前半を終えます。

 

後半もポゼッションは圧倒的にサウジアラビア

しかし日本は51分、60分とその中でもチャンスを作ります。

51分に堂安のスピードにのったドリブルから逆サイドでフリーの南野へクロスを送りチャンスを迎えますがトラップがハンドの判定。

60分はカウンターから左サイドでフリーで待っていた武藤へ。

3対2と数的優位な状況をつくりボックス内へ侵入し相手をかわしシュートを放ちますがブロックにあい枠から外してしまいます。

レフェリーの微妙な判定もありましたが、ビッグチャンスを活かせないでいると流れは完全にサウジアラビアへ。

62分には裏を取られグラウンダーのマイナスのクロスから、64分にはクロスのセカンドボールを拾ったバヒブリのミドルシュートから立て続けに決定機を作られるなど自陣に押し込まれ、非常に苦しい時間帯が続きます。

77分に疲れが色濃く見える南野に変え、スピードのある伊東を投入しますが、状況は大きく変わらず。

攻勢を強めるサウジアラビアに対して、疲れからマークやラインにずれが生じながらも中央を固めながら最後のシュートの場面では粘りのシュートブロックを見せゴールを許しません。

圧力をかけられながらも1-0のスコアのまま88分まで推移すると森保監督は堂安を下げ、塩谷を投入し中盤の底の守備をテコ入れし逃げ切りを図ります。

足を攣らせる選手も続出するなか、我慢強く守り抜き、長いホイッスル。

 

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日本のベスト8を決めました。

この記事を書いていても「苦しい」とか「我慢」などという言葉が多くなってしまう厳しい試合でした。

しかし短期のカップ戦において、内容が難しくとも、虎の子一点を守り抜くウノゼロの試合で勝ち切ることは必要なことです。

勝ち切った日本の選手には拍手を送りたいです。

しかし、このような試合だからこそ森保監督はもう少し試合中の修正を早くできたのではないかと思いました。

判断の遅さが命取りになりかねないデリケートな試合が続くことが予想されるので、交代カードも含めて次の試合は期待したいです。

にしても冨安はよかったなぁ。

 

 

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