Sadahのfootball記

いちサッカー好きによるサッカーの観戦録、見聞録

日本VSトルクメニスタン

みなさんどうもはじめましてSadahと申します。

 これから自由気ままにサッカーの試合やサッカーの情報を

ブログにしていこうと思います。

代表戦やクラブに関わらず発信していくので、どうぞよろしくお願いします。

それでは早速本題に参ります。

 

 

試合結果

    日本3-2トルクメニスタン

 得点

日本

後半11分 大迫勇也

後半15分 大迫勇也

後半26分 堂安律          

 

トルクメニスタン  

 前半27分 アマノフ

後半34分 アタエフ

 

 

 

 

スタメン

f:id:takuwowow:20190109221021j:plain

交代

日本            

out南野↔in北川 後半27分

 

トルクメニスタン    

outオラズサヘドフ↔inアンナドゥルディエフ 後半14分

 outアマノフ↔inヤクシエフ         後半24分

 outミンガゾフ↔inティトフ       後半40分

 

 

 試合経過

アブダビのアルナヒヤーンスタジアムにて行われた一戦。森保体制で初めて迎える公式戦となった、アジアカップ初戦。

現地入りしてから何回か試したという報道があったなか、スターティングメンバーに富安をボランチで起用してきました。

他のメンバーについては森保体制ではおなじみの布陣で試合がスタートしました。

 

前半

前半開始後、日本がまずボールを保持して主導権を握る展開。

対してトルクメニスタンは5-4-1という中のスペースをすべて消してブロックを作り強固なディフェンスを形成します。

なかなかボールを保持しつつも効果的な攻撃ができなかった日本は前半12分最初のチャンス迎えます。

中央付近でフリーでボールを持った柴崎がピンポイントのロングフィード

ディフェンスラインの裏を狙った堂安に合わせますが、ヘディングは力なくGKの正面へ。

対してトルクメニスタンは7番のアマノフが左サイドで起点になってチャンスを作ります。

前半17分には裏に通ったロングボールからミンガゾフが抜け出し、並走するオラズサヘドフへラストパス、

そしてオラズサヘドフはペナルティエリア左からシュートを打つもこれは権田がセーブしてCKにします。

キッカーのアマノフが右足で入れたインスイングのボールはややファー気味でフリーになっていたサパロフがヘディングで合わせますが、

これは惜しくもバーの上。

両チーム通じて最初の決定機はトルクメニスタンに訪れました。

その後日本は攻めあぐねる展開が続き、主導権はトルクメニスタンへ。

そして前半27分ゲームが動きます。

堂安のパスミスをミンガゾフが拾いカウンターへ。

持ち上がったミンガゾフは左サイドのアマノフにボールを渡します。

日本の選手が誰も寄せにいかないまま、アマノフはカットインを開始します。

中へ少し切り込んだアマノフは右足を一閃、強烈なミドルシュートは権田の手をはじきながらゴールに吸い込まれます。

反撃に出る日本は前半30分長友が左サイドからアーリークロスを上げ、

中央で競り勝った堂安がペナルティエリア中央でヘディングで落とすと、

反応した大迫が体をひねり左足でシュートを放ちます。

しかしこれは惜しくも枠の右へ、

日本に初めての決定機が生まれます。

しかしその後、またもやトルクメニスタンがペースを握り始め

前半33分に競り合いの際に酒井がイエローカードを貰ってしまいます。

前半36分にはペナルティエリア左にてオラズサヘドフが起点を作り、中央へパス。

反応して全速力で駆け上がってきていたアタエフが強烈なシュートを放ちますが、

権田のスーパーセーブによって日本は助けられます。

これはかなりの決定機でした。

その後は両チームともに見せ場はなく、こう着状態が続き

日本は0-1のビハインドで前半を折り返します。

 

後半

 後半から日本は徐々にペースを握り始めます。

左サイドを起点にして、攻め込む時間帯が増えてきたなか、

後半7分右サイドの浅い位置でフリーでボールを受けた堂安が、

質の高いクロスを左足で送ると、

後ろから飛び込んできた原口がヘディングで合わせますが、

ボールは惜しくも枠をとらえず。

しかしこれを機に、さらに日本の攻撃は活性化します。

そして後半11分待望の場面が生まれます。

左サイドでボールを持った原口がグラウンダーのクロスを右足で入れると、

中央の大迫が足元に収めます。

そして冷静な切り替えしからゴール右下へ、落ち着いたシュートを放ち

試合を振り出しに戻します。切り替えしからシュートへの動きの質が非常に高く

見事なゴールでした。

後半14分トルクメニスタンが最初のカードを切ります。

後半15分続けざまに試合が動きます。

吉田が左サイドの深い位置にロングボールを送ると、

原口は頭で折り返しペナルティエリア左の長友へ。

長友はプレスにきたDFとうまく入れ替わり、飛び出してきたGKより先にさわり

右足でクロスを入れます。

ゴール前にいた大迫が無人のゴールに流し込み日本は逆転に成功します。

後半24分トルクメニスタンが二枚目のカードを切ります。

そして後半26分、またもや得点が入ります。

柴崎が中央からクサビの縦パスを入れます。

これはDFにいったんはじかれますが、こぼれ球を拾った大迫から南野、

そしてペナルティエリア内の堂安に渡ると左足を振りぬきます。

堂安のシュートは相手DFに当たりコースが変わり

GKが反応できないままゴール右に吸い込まれます。

堂安はこれでアジアカップ最年少ゴールとなりました。

後半27分日本が最初のカードを切ります。

その後数分間は日本のペースで試合が進んだものの

後半33分、あるワンプレーから試合の行方が分からなくなります。

ハーフェライン付近で代わった北川がドリブルをひっかけると、

奪ったアタエフはグラウンダーのスルーパスを縦に送ります。

抜け出したアンナドゥルディエフが飛び出した権田をかわそうとし

その権田に倒されPKを得ます。

そしてそのPKをアタエフがキッチリと沈め一点差に迫り、

試合は分からなくなります。

その後は前から圧力をかけてきたトルクメニスタン

日本は押されていきます。

しかしながらトルクメニスタンの攻撃も単調なものが多く、

なかなかゴールを割ることができません。

対する日本は試合を終わらせにかかり、ひたすらクリアをしていきます。

そしてこのまま試合終了。

日本は3-2でトルクメニスタンを破り、大事な初戦を見事勝利しました。

 

 

 

選手評価(平均点は6)

 日本の選手だけとなっております。ご了承ください。

 

 

GK

 権田修一 5.5 2失点目のPKの場面はノーチャンスだが、1失点目の場面は対応の余地はあったのではないでしょうか。ただ前半のビッグセーブ2つを含め、彼のプレーで救われた場面もありました。 

 

DF

 長友佑都 6.0 守備面で緩慢な対応も見受けられましたが、カバーリングや特に後半の攻撃面での貢献は光るものがありました。相手のミスからではあったものの2得点目のアシストを記録。 

 

     吉田麻也 4.5 サイドへの展開や配球で良い場面もあったのですが、守備面での対応に多くの問題を露呈しました。裏への簡単なボールで抜け出され、イージーなミスも散見してしまうなど少しお粗末な出来となってしまいました。 

 

     槙野智章 4.5 吉田と同様に守備面で多くの課題がありました。1対1では相手に振り切られ、カウンターやPKの場面も含めリスク管理ができていなかったというしかない場面も多かったです。 

 

     酒井宏樹 6.0 前後半通じて攻守に安定感を見せていました。相手が引いていたこともあって攻撃面で見せ場は多くはありませんでしたが、守備時の1対1の対応の強さは流石でした。 

 

MF

 冨安健洋 5.5 プレー経験はあるものの不慣れなボランチを初戦で任され多少なりとも難しさはあったのではないかと見受けられました。最低限の仕事はこなしたが、パスで違いは生み出せず、ポジショニングも改善の余地がありそうです。 

 

     柴崎岳  6.0 流石のパスセンスや技術で縦パスを通し、ゲームもある程度は組み立てていました。しかし、前半はむやみに狭いスペースに縦パスを入れ受け手がとられカウンターを食らう場面があり、もう少しゲームをコントロールできたのかもしれないです。 

 

   原口元気 6.5 前半はボールに関わる場面も少なかったですが、後半に長友とのポジショニングを改善し、アタッカーとして相手に脅威を与え長友と共に左サイドでチャンスを作っていました。 後半終盤になっても献身的であり続ける姿勢は、とても見ていて心強いものでした。

 

   南野拓実(72分out)5.0 前後半通じてボールに関わる場面が少なく、違いを全くと言っていいほど作れなかった印象です。相手がコンパクトな陣形を保って引いていたことにより彼の得意とするゴール前でのプレーは難しかったかもしれませんが、交代も致し方ない出来でした。 

 

   堂安律  6.5 前半から得意とするドリブルからチャンスを作ろうと奮闘し、可能性を感じる質の高いクロスも配球していました。孤立してしまったことにより、ボールロストしピンチを招く場面もありましたが、決勝点となる3点目も決め勝利に貢献してみせました。 

 

FW

 大迫勇也 7.0(MOM) FWとしての役割である得点、それも2得点をマークしMOMにふさわしい活躍だと思います。前半は中盤まで降りてボールを引き出すことが多くゴール前でのプレーであまり目立てなかった印象ですが、後半はきっちりFWとしての仕事をしてみせてくれました。 

 

  北川航也(72分in)5.0 途中出場で難しさからか、効果的にボールに絡めず失点にも絡んでしまいました。清水では2トップの一角としてプレイしているため、システム的にもやりづらさを感じました。

 

監督

 森保一 6.0 一筋縄ではいかない大会であるアジアカップ、そのうえ初戦ということでかなりの難しさはあったと思います。なので勝ち点3をとったことはお見事だったのですが、もう少し守備面での組織、マネージメントの部分で改善できることがあるようにも見受けられました。また中三日でオマーン戦が控えている状況、気温の高いアブダビでのコンディション、疲労の色が見られた選手が多くいたなか、交代カードをもう少し切ってもよかったのではないかと思いました。

 

 

感想

初めてということで大変気合が入ってしまい、長々と、そして時折偉そうな部分があり

大変申し訳ございません。

率直な感想といたしましては、まず勝ててよかったです、マジで。

一時はどうなることかと思ったので。ホッとしています。

やっぱり代表戦はどうしても熱が入ってしまいますね(笑)

そしていつもながらに松木安太郎は絶好調でした。

アブダビターンなどという造語を形成したかと思えば

すぐさまマルセイユルーレットだとも言ったり。

いつも楽しみの一つにしております。

 

 

くそ長い自己満足に付き合って下さり、ありがとうございました。

 

次回からはもっとコンパクトにいたしますので、

是非よかったら見てください。